M&Aで重要なこと 大阪産業局&デロイトトーマツ社のご講演から

M&Aで重要なこと

M&A
先週、大阪産業局主催した「第1回 大阪府地域支援機関関連連携会議」を聴講しました。
 
令和4年からスタートした事業引継ぎ支援プロジェクトの昨年度の結果や、事業承継・引継ぎセンターについて、デトロイト・トーマツ社から中小企業M&Aの支援方法と留意点を勉強しました。
 
本記事は、M&A支援してみたい方、してる方、これから企業の売却をお考えの経営者の方に役に立つと思います。
 
 
皆さんM&Aの成約率=企業がくっつく確率って何割か知ってますか?
 
正解は…
 
 
 
 
気になりませんか?
 
記事の最後に書くことにします(^▽^)/
 
M&Aでも「想い」ってめちゃくちゃ重要ってことが言われてるんです。
 
なので、本日はデロイトトーマツ社の講演資料を1部抜粋して、この点、お話ししたいと思います。
 

「M&Aは非常に繊細!」はまるでお見合いのよう!

上記イメージは「第1回 大阪府地域支援機関関連連携会議」から、デロイトトーマツ社の資料です。
 
ご覧になって、どう感じますか?
 
M&Aの売却先アドバイザーの留意点になります。
 
売却先の経営者の気持ちに寄り添うことが求められるのが理解できるかと思います。
 
ポイントは…下記3点でしょうか。
 
①後継者はいるか?
 
②相手の「想い」に寄り添えるか?
 
③相手に気遣いができるか?
 
私はポイント②が一番重要じゃないかと思います。
 
なぜか? なぜだとおもいます?
 
なぜかっていうと、理由は2つあります。
 
①心の内側を開示するのってなんだか恥ずかしいし、勇気がいる
 
②本当にこの人に任せて大丈夫なんだろうか?気になる
 
じゃあ、こころの内側をオープンにしたいな、 この人に任せても大丈夫だとうと、思っていただくには何が必要でしょうか?
 
私は「信頼」にあると思います。
 
 ではその「信頼」の構築はどのように行えば良いでしょうか?
 
 

「信頼」はどう構築されるのか?

上記イメージは、英語語源から紐解いた信頼の構築の方法になります
 
日本語では一言で「信頼」と記載しますが、英語で「信頼」に値する言葉は、私が知りえる限り、4つあります。
 
この中で、早期段階から、相手の心をひらいてもらうために、有効なとしては2つご案内いたします。
 
1つ目はRapport=ラポールがあります。
 
ラポールは趣味があったり、出身地が一緒だったり、共通点が一緒の部分を見つけあることで生まれる「信頼」です。
 
2つ目はCredibility=クレジビリティ。
 
クレジビリティ=権威性です。
 
国家資格があったり、これまで数多くの実績があったり、その道の専門家であることからうまれる「信頼」です。
 
ラポールとクレジビリティ! この2つの概念を使って、相手の心を開いていっていただければとと思います。
 
 
それで、気になる冒頭の質問「M&Aの成約率=企業がくっつく確率って何割か」の答えはというと…
 
2~4割でした。
 
結婚相談所の成婚率より高いですね。
 
顧客や従業員の雇用など、継続する価値が高いから、各自治体も支援をしている。
 
だからこそ、成約率も高いのではと思います。
 
個人的には、男女の成婚率や出生数も伸ばしたいですが(^▽^)/
 
 
余談ですが、私は大阪中小企業診断協会の「スモールM&A研究会」の副代表をしています。
 
中小企業診断士や士業の方で、M&Aについて学ばれたい方、下記リンクからお問い合わせいただければと思います。
 
ご自身の企業の承継でお困りの方、わたくし専門家登録しておりますので、当ホームページからお問い合わせいただければ嬉しいです。
 
以上 ご拝読ありがとうございました。
 
 

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